東京23区の子育てしやすいエリアはここ!おすすめランキング

子どもを育てるのであれば、できれば子育てしやすい地域に住みたいと思うものでしょう。

子育てしやすい環境が整っているのか、学校での教育は適切か、さらに共働き世代でも子育てしやすいような制度があるのかといった3つのポイントは、子育てしやすいエリアかどうかに大きく関わってきます。

東京都にある23の区の中でも、子育てしやすい地域としにくい地域とが顕著に分かれています。

そこで東京都内の中で子育てしやすいエリアをランキング形式でご紹介していきましょう。

1. 東京23区の子育てしやすい環境【総合ランキング】

子育てしやすい街を選ぶにあたってみておきたいポイントとして、以下のような項目があります。

  •  自然が多いか
  •  治安が良いか
  •  教育施設が整っているか
  •  子育て支援が充実しているか
  •  近くに病院や買い物する場所があるか
  •  アクセスが良いかどうか

このようなポイントを踏まえた上で、東京23区の中でも子育てしやすいと人気のある区は以下のような結果になっています。

1位 杉並区

2位 江戸川区

3位 品川区

4位 文京区

5位 大田区

1位の杉並区は子育てを行う環境が整っていることから、ファミリー層に人気の高い街です。

図書館や児童館などが多く、さらに自然も多いため子供にとっての抜群な環境が広がっています。

さらに子育て支援に特に力を入れているため、所得制限なく中学卒業まで医療費が無料です。

2位の江戸川区は公園の数が多く、杉並区と同じく環境が整っています。

中学生までの医療費無料や私立幼稚園に通う際には負担軽減補助金があります。

さらに所得に関係するものの乳児養育手当も受けることができ、子育て支援制度が充実しているというメリットがあります。

そして4位の文京区は教育機関が多く、名門校に通わせたいと将来的に思われている方にとってはアクセスもよく最適です。

品川区を除くと比較的都内の中でも物価が安い地域がランクインしているため、経済面でも安心して暮らすことができるでしょう。

2. 教育重視ならここ!【23区教育ランキング】

子育てをする上で教育を重視するのであれば以下のような区がオススメです。

1位 千代田区

2位 文京区

3位 北区

4位 港区

5位 杉並区

千代田区や文京区など、有名な学校も多い地域が特に人気であるという結果になりました。

千代田区は東京の中でも都心にあるため、住んでいる人口が少なく、自然と子供の人数も他の区と比べると少ない傾向にあります。

しかし子供の人口に対して小学校や中学校、高校などの教育機関が多くあります。

そのため少人数学級が多く、きめ細やかな教育が受けられることが期待できます。

さらに英語教育の時間や図書館の蔵書数でも、東京都内の中では上位を占めています。

そして2位の文京区には東京大学、御茶ノ水女子大学や筑波大学、東京医科歯科大学などの名門校がたくさん立ち並びます。

このような名門校にお子様を通わせたいという方は、通学にも便利な文京区に住まれる方も多いです。

その他の地域は都内の中でも高級なエリアであるため、その分学費も高く、学校の質も高いところが多くなっています。

3. 共働き世帯も安心!【子育て支援ランキング】

共働きの家庭でも安心して子育てができるような支援を各区で行なっています。

東京都は日本経済新聞社が毎年発表している『共働き子育てしやすい街ランキングトップ25』にランクインしている区が多く、2017年に1位に輝いた区に関しても豊島区でした。

都会であることもあって、子育て支援の精度は他の都道府県に比べると充実している傾向があり、共働き世帯にとっては非常に暮らしやすい街でもあります。

今回の23区に絞ったランキングでは以下のような結果になっています。

1位 豊島区

2位 港区

3位 渋谷区

4位 新宿区

5位 杉並区

1位に輝いている豊島区に関しては、かつて20~30代の女性の人口が増えずに伸び悩んでいる時期がありました。

人口を維持するこのできない「消滅可能性都市」に認定されたことをきっかけに、女性に優しいまちづくりを心がけていき、2017年4月に待機児童ゼロを実現しました。

具体的な子育て支援内容としては、認可外保育所に入る際の保育料について、認可保育所との差額分の負担、私立幼稚園の補助などを行なっています。

入園料は最大3万円、保護者補助金は月々最大1万2,000円です。

そのほかにも子供の一時預かりや、ショートステイ、ファミリーサポートなどを実施しています。

そして2位以降は東京都の中でも都会のイメージの強い港区、渋谷区、新宿区がランクインしています。

一見、子供と暮らしていくにあたってはあまり向いていないのでは?と感じてしまうかもしれませんが、制度の面ではかなり充実しています。

3位の渋谷区の認可外保育所の補助としては、区外認証保育所では最大7万円、区内認証保育所では最大4万5,000円の補助を受けることが可能です。

さらに私立幼稚園入園の際には、入園料最大4万円、保護者補助金が1万370円の保証を受けることができます。

渋谷区はこのように、補助額がかなり高い傾向にあります。

ショートステイやファミリーサポート、休日保育や育児支援ヘルパー派遣など、その他の制度も豊富です。

5位の杉並区は教育の面でもランクインしており全体的に子育てしやすい街としてよく知られています。

4. 東京23区で子育てしにくい街

逆に、東京都内で子育てしにくい街としては以下のような結果になりました。

1位 世田谷区

2位 江戸川区

3位 板橋区

4位 中央区

5位 荒川区

このようなランキング結果になった理由としては、待機児童数にあります。

現在保育所に入ることができない待機児童が増えていることが大きな問題となっています。

東京都内でも待機児童数は区によって大きな差が出ています。

まず1~3位までの3区は、東京都が発表している待機児童の数のワーストに入る区です。

1位の世田谷区は1,198人、2位の江戸川区で397人、3位の板橋区は376人です。このランキングでは、世田谷区の待機児童数が他の2区より多くなっています。

世田谷区といえばどちらかというと住みやすい街としてもよく知られているかと思います。

駒沢公園や砧公園といった自然豊かな公園がたくさんあり、さらに商業施設なども適度にたくさんある利便性の良さからもファミリー層に人気のエリアでもあります。

この人気が裏目に出てしまい、待機児童数が増えてしまったのです。

一般的には子供を保育所などに入れるために引越しをしたり、仕事を辞めたりとなんらかの手段を取りますが、それもしないほど世田谷区に住みたいという方が多いわけです。

住みやすい街と子育てしやすい街は、必ずしも同じ結果になるわけではないことを押さえておきましょう。

4位の中央区と5位の荒川区は待機児童数のワーストには入っていないものの、待機児童数が増えている区です。

その理由として、大規模マンションの建設が盛んになっており、住む人が増えていることがあります。

今後のことを考えると、中央区や荒川区も子育てをする点ではあまり向いていない地域だと考えることができるでしょう。

5. 東京23区の子育てしやすい環境まとめ

今回は東京23区の子育てがしやすい街をランキング形式でご紹介しました。

東京は子育てがしにくいというイメージがあるかもしれませんが、今回のランキングでそうではないことがわかっていただけたのではないでしょうか。